簿記2級の合格者が語る、簿記3級との違い&おすすめの通信講座とテキスト

簿記3級に続き、第148回(平成30年2月25日実施)の簿記2級検定を受験して、晴れて合格できました!

そこで、3級との違い&マジで救われたテキストを中心に振り返ってみようと思います。

簿記2級と簿記3級の難易度の違い

意外と楽勝だった工業簿記

簿記2級と簿記3級の最大の違い、それは工業簿記が試験範囲に加わることです。

工業簿記をテキストで勉強し始めたときは大変でしたが、終わってみれば工業簿記は試験で得点を稼ぎやすいチャンス問題だったんです。

なぜなら、問題集で解いた過去問や予想問題とほぼ同じような問題が出題されるから。

3級と同じく、ある程度のパターンを覚えるだけで得点を稼ぐことができます。

※後ほど紹介しますが、商業簿記のようなひっかけ問題や応用問題はほとんど出題されません。

テキストに書かれていた、「工業簿記で高得点を稼げる方が合格している」という理由がよくわかりました。

ちゃんと勉強していれば、満点だって十分に狙えます。

めちゃくちゃ難しくなった商業簿記

逆に、3級からの知識があるのに高得点を狙うのが難しい、それが商業簿記でした。

明らかに難易度が上がっている、主な理由は以下の4つです。

①出題範囲の変更

平成28年度より始まった出題範囲の変更に伴い、連結会計などが試験で問われるようになっています。

日本商工会議所によると、このような新論点は試験で2~3割程度に抑えて問われるとのこと。

なお、古いテキストには新論点が含まれていない可能性があるので、最新の出題区分に対応したテキストを購入しましょう!

②第3問のボリュームが多い

3級の第5問(精算表の作成などの計算問題)に当たるのが、2級では第3問です。

私個人の体感では1.5倍~2倍程度になっており、どこかで仕分けや計算を間違えば大きな痛手になるのは確実です。

素早く解くためには、3級のようにいちいち仕分けを書いていくのではなく、残高試算表に直接集計していくという高等テクニックが必要になります。

第2問では何が問われるのか分からない

第2問では、票会計や個別論点(銀行勘定調整表、株主資本等変動計算書、固定資産、有価証券、商品売買など)が問われます。

個別論点はかなり難しく、第3問と同じく満点を狙うことに執着しない方がいいと感じました。

④第1問はひっかけ問題のオンパレード

第1問は3級と同じで、与えられた勘定科目を使って仕訳をする問題です。

ただ仕分けをするだけでは簡単になってしまうのか、明らかにこちらが間違うように仕向けてくるひっかけ問題ばかりが出題されます。

もはや、本筋とは関係のないような引っかけ問題で正答率を調整しているとしか思えません。

さらに、文章を読んでどういう仕分けが行われていたのかを予想して、その仕分けをもとに答えとなる仕分けを解答しなければならない問題もあります。

第2問で何が問われるのか分からない以上、絶対にケアレスミスをしないように過去問などを徹底的に解いておくべきです。

▼一番売れている過去問題集はこれ

➡ 合格するための過去問題集 日商簿記2級

2級は商業簿記と工業簿記のどっちから勉強するべき?

これは私も疑問に思ったことなので、資格の大原で講師の方に聞いてみました。

どちらから勉強するべきかと聞いてみたところ、商業簿記からの方がいいとの回答を得ました。

実際に、商業簿記→工業簿記の順で勉強してみても、3級の前提知識があったので商業簿記は取っ付きやすかったです。

簿記2級の合格に必要な学習時間の目安

簿記3級と比べると、工業簿記が加わったこともあって、私は単純に2倍以上の時間がかかりました。

1ヶ月で合格するのは、めちゃくちゃ頭が良くて要領がいい人か、ヤマが当たった人でしょう。

2ヶ月(毎日2~3時間)でもギリギリな感じで、3ヶ月~4ヶ月くらい前から取り組んでいると、ある程度の余裕をもって合格できる感じです。

簿記2級の合格率は低いという現実

もともと合格率は3割程度といわれていた2級ですが、出題範囲の変更も伴って、最近では実質1~2割というのが現実です。

独学で1ヶ月でも大丈夫!なんていうネットの情報に騙されないでください。

2級の合格点数は3級と同じく70点以上、試験費用は4630円です。

※下記の合格率は合格者を実受験者で割った割合で、申し込んだのに諦めて受験をしなかった人は含まれていません。

▼商工会議所が発表している過去のデータ(出題範囲の変更後)

簿記2級の合格率

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【口コミ・評判】簿記2級を資格の大原で勉強した結果

▲授業で使う教材

私は簿記2級の受験に当たり、資格の大原の通信講座で勉強しました。

大原で勉強して良かった点や、勉強の流れはこんな感じ。

動画の再生速度が選べる

講義はパソコンのみならず、スマホやタブレットでも視聴できます。

きちんとスマホ対応しているので、使いやすくて快適に勉強できました。

めちゃくちゃ助かったのは、動画の再生速度を0.1秒刻みで最大2.0倍まで上げられること。

少ない時間で効率的に勉強できるのは、本当にありがたかったです。

※逆に、スロー再生することも可能。

②問題集の解答用紙をダウンロードできる

大原では教科書で基本を勉強した後に、問題集を解きます。

この問題集は、解答用紙をダウンロードすることができるので、何回でも問題を解きなおすことができます。

③「総まとめ」で理解が進んだ

問題集をすべて解き終わったら、「総まとめ」という応用問題集へ進みます。

この総まとめでは、実際の試験で問われる問題並み、またはそれ以上の問題がゴロゴロ出題されています。

本質的な理解をしていないと解くのは難しいので、簿記2級の出題範囲に対する理解がかなり進みました。

どうしても時間がないという人に向けて、重要度に応じてランク付けしている点もいいです。

分からないところは質問メールや電話で教えてもらう

通信講座ですが、わからないところは質問できるので解決できます。

私はメールで質問していて、翌日には講師の方が解説したメールを返してくれました。

⑤通信講座の料金は66000円

通信(=2級合格フルセット Web通信)の金額は66000円で、他社と比べて特別高いわけでも安いわけでもありません。

簿記講座には入学金みたいなものはないので、この金額を用意すれば簿記2級が勉強できます(分割支払いも可能)

ちなみに、教室通学の場合は81100円です。

簿記講座【資格の大原】

資格の大原 簿記講座講座

【簿記2級】おすすめテキストはTACのあてるシリーズ

ここからは、基本的な勉強に使うテキストではなく、直前対策として使えるテキストを紹介します。

私が買ってマジで救われたのが、TACのあてるシリーズ(全部で4回分の予想模試)

TACのあてるシリーズのここがいい!

  • それぞれの問題における下書きの書き方を紹介
  • WEBで講師による解説動画を無料配信している
  • 解答用紙ダウンロードサービス付き

▼下書きの書き方

一番は、マジで当たったことです。第148回本試験の第2問と第3問はこれとほぼ同じ形式で出題されました。

とくに、第3問で初めて連結精算表が出題されていたのですが、このテキストで慣れておいたおかげで得点を稼ぐことができました。

➡ あてる TAC直前予想 日商簿記2級